花の勉強の為、東京に上京した時、体を鍛える為に少林寺拳法に入門しました。
歯科医院のかたわら、ボーイスカウトと少林寺拳法を通して地域の青少年育成活動に熱心に取り組む師の(故)弘田仁哉先生との出会いが道院長になる動機でした。
師との出会いによって楽しく成長が感じられ、生きる自信につながり、自分も師と同じように生きたいと思い、郷里の福島でも是非この少林寺拳法を通しての人づくりの幸福運動を広めたいと思いました。
体を鍛え、心の修行も怠らない、心身のバランスの取れた人になり、少林寺拳法を通して、自信と勇気と正義感を身につけ行動力を持った人になれるように指導を心がけている。
また、一方通行ではなく楽しく修行できるようにコミュニケーションを図り、互いに切磋琢磨しながら、真剣に修行し、生涯修行としての道を歩んで行けたらと思っている。
毎回の修行が楽しい修行の場としてとらえられたら良いと思っている。
学校、職場、地域等で生き生きとした生き方が出来、それぞれが自分のまわりに、思いやりと気づきを持った「縁」を築くことによって、少しずつ社会が良くなっていくことに幸せを感じられる人になってほしいと思っている。
人生は限られた時間の中で生きている。
先のことは誰にも分からないので、今日出来ることを積み重ねていくことで、変われる自分があることを実感でき、幸せな人生を送れる、人づくりの道院を目指している。
福島桑折道院は、毎回楽しく練習できる道院です。
自分を見つめ、初心に帰って修行し、自身と勇気と正義感を身につけます。
しっかりとしたした自分、頼りになる自分、人から頼りにされる自分をつくり、生きる自分の向上を目指します。
自分に自信が持てると毎日が楽しくなり、人のことを考えるようになります。
お互いに思いやりに気づくことができるようになると、本来の幸せに満ちた人生を歩むことができます。
福島桑折道院は少子高齢化の例にもれず、少年部4名と60歳前後の高齢者約10名と完全に2極化した人員構成となっています。
練習前半は少年部の「育てる拳法」を中心とし、後半は高齢者の「養う拳法」を実践して、年齢の隔てなく和気あいあいの雰囲気の中で齋野道院長を中心に活動しています。
道院長の目指す、技の修練もさることながら、人づくりの修行も拳士全員が共有し、生涯修行として継続して行こうととの思いを持って活動していますので、新しい仲間が入門してくれることを願っています。