最新の記事
Shorinji Kempo

2024年度 本山公認 福島県教区講習会を開催しました。

11月10日(日)郡山市青少年会館にて海鋒雅之先生をお迎えし、

23名の有志が集い「2024年度 本山公認 福島県教区講習会」を開催しました。

講習会は午前中は僧階講義3コマ、法階講義1コマ、道院長プログラム(法座)

と講義中心でしたが、皆真剣に話を聞き時に笑い有意義な時間でした。

午後はまず鎮魂行を行い、易筋行は海鋒先生の指導のもと、基本で汗をかき、

その後全員相対にて基本、連続複数法形修練を行い、時間が足りないくらい

充実した易筋行でした。

2025年度も引き続き開催していきたいと思います。

2024年度須賀川道院達磨祭を挙行しました。

10/26(土)に達磨祭を挙行しました。式では祖師達磨大師の遺徳を偲びつつ、門信徒1人
1人が拳禅一如の修行に邁進していく事を誓いました。

又導師法話では開祖語録にもある
「九転十起」⇒不撓不屈の精神で金剛禅運動に邁進して行きましょうと話し、この道の奥
深さを参列者全員が自覚できる式典となりました。

尚、式典終了後は少林寺拳法創始60周
年記念制作DVD「少林寺拳法解体新書」~宗道臣開祖ドキュメント~を参列者全員で観覧
し、開祖の生い立ちから少林寺拳法創始までの流れを皆で再確認し、今後の修行に「生か
せる良い機会になったように思う。

 

 

須賀川道院にて7ケ月ぶりに入門式を挙行しました。

合掌

 道院検索サイトを見て、定年退職と同時に入門された篠原拳士の入門式を
R6.6.8に挙行しました。入門の動機は「以前より武道に興味があった」という事で、
単なる武道やスポーツではない「真の武道である」少林寺拳法の技と教えをしっかり
と伝えていかなければならないと私自身改めて実感する式典となりました。
又金剛禅門信徒としての自覚を促すために「緑輪袈裟」の授与式を併せて実施。
参列した拳士全員の新入門者への温かい眼差しと篠原拳士のきりっとした表情が印象的でした。  

                                                                 結手
                    

 

 

開祖忌法要を実施しました

    

合掌

 6/8(土)に遅ればせながら開祖宗道臣先生の「志」に思いを馳せ、遺徳を
偲びつつ、粛々と開祖忌法要を執り行いました。

又今回は奉納演武に替え、参列拳士全員で「連続複数法形修練」を行い拳士同志の一体感が

感じられる式典になりました。又導師法話では師匠より伝え聞いたエピソードを基に私自身の開祖像について
話し、参列拳士のそれぞれの表情から「人間味ある開祖」をそれぞれが思い描くこ
とができたように思います。                              
                                  結手                                                                                      
                        

 

須賀川道院にて令和6年度新春法会を行いました。

合掌

令和6年1月27日に須賀川道院新春法会を実施しました。

道院長年頭挨拶では1/1に発生した「能登半島地震災害」を例に不測の事態に常に
備える事の重要性を話し、又参列拳士全員が新年の抱負を述べ、各人が心新たに
更なる精進を誓いました。

結びに道院長、副道院長による奉納演武を行い、参列者の引き締まった表情が印
象的でした。

                                 結手

須賀川道院達磨祭を執り行いました

  

合掌

10/28(土)達磨祭を執り行いました。式では祖師達磨大師を礼拝し、その遺徳を
偲びつつ門信徒一人一人が「拳禅一如」の修行に精進し、「達磨の子」として本
当の強さとやさしさを身に付ける事を互いに誓い合いました。又導師法話では少
林寺拳法教範の「禅の南北について」の記述を基に、私たちが行ずる金剛禅は嵩
山少林寺の僧:神秀の偈「身是菩提樹。心如明鏡台。時々勤払拭。莫使惹塵
埃。」に象徴される「漸々修学」の修行のあり方を16世紀の時を経て現代に蘇
らせようというものである事を話し、参列した門信徒全員の真剣な眼差しが印象
的でした。

                                結手

須賀川道院入門式を執り行いました

 

合掌
須賀川道院Webサイト検索がきっかけで初めての入門者がでました!
26才で造園業の会社に勤務する、真面目で礼儀正しい印象の青年です。
式の中で道院の先輩方より一人づづ温かい励ましの言葉をいただき、初生の赤子
として精進していこうという表情が見てとれました。
道院長談「将来の指導者候補として大切に育てていきたいと思います」
                                  結手

須賀川道院 副道院長 権中導師授与式

 

7月29日修練時に須賀川道院 有賀靖副道院長に師家代行で師僧(須賀川道院
道院長 伊藤寿弘)より権中導師の辞令交付式を執り行いました。
いつにも増して凛とした雰囲気の中、粛々と厳かに執り行うことが出来ました。
又今後も引き続き須賀川道院の発展と金剛禅の布教に協力していただく事を確認
し合う儀式ともなりました。

                                                            結手

須賀川道院にて開祖忌法要を執り行いました

5月20日(土)開祖宗道臣先生の「志」に思いを馳せ、遺徳を偲びつつ、厳粛に
粛々と法要を執り行いました。

尚奉納演武は少数精鋭、参加拳士全員で行いました。

又開祖忌法要終了後は、今後の修行の在り方やそれぞれの目標について語り合いなが
ら「茶話会」を行い、マスクを外しての楽しいひと時となりました。

 

コロナ禍で学んだこと

「コロナ禍で学んだこと」

 

2020年1月16日に横浜港に停泊したダイヤモンド・プリンセス号に乗船していた男性の

感染(日本第1号)が確認されてから、世の中は「コロナ禍」と呼ばれ約3年3カ月が経過し、

3/13より国は「マスク着用は個人の判断に委ねる」とし、5/8からは、新型コロナウイルスの

感染症法の分類が5類感染症(季節性インフルエンザと同等)に位置づけられる見通しとの事。

 

コロナはこれまで目に見えなっかたものを見えるようにしてくれましたし、今まで普通にで

きていたことが、明日も同じようにできるとは限らない事を学び、あたりまえと思っていた

「日常のありがたみ」を感じる事ができました。

何か行動する時、コロナというリスクを背負ってでも、今やりたいこと? 今行きたい場所?

本当に今会わなければいけない人?・・・など自分にとって本当に大切なもの・大切なこと・

大切な人はだれ?と色々と考える事もありました。

 

 時代が変わっても、場所が変わっても、コロナでも変わらないものがあること。

時間は同じように過ぎていく。窓を開けていると鳥のさえずりが聞こえる。雨の日も、晴れの日も、

寒い日も、暑い日もある。人には優しい真心がある。

又出口の見えないコロナ禍の時代に自分だけがこんなに努力しているのにと思ってしまう人も

いたかもしれませんが、コロナと深く関わって今日まで日々奮闘してこられた医療従事者や

保健所職員の方々には本当に頭が下がる思い、感謝しかありません。

 

 これまで色々不自由な事が多いコロナ禍ですが、今後少しずつ感染対策による制約が緩和されれば

「面授面授」での少林寺拳法の修練が可能となり、コロナ禍で学んだ「日常のありがたみ」を身を持って

経験した事で、コロナ前以上に拳士同士の絆が深まる日が来るのではないでしょうか。

                                     伊藤 寿弘