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Shorinji Kempo

2022年 達磨祭を挙行しました。

10月10日(日)に達磨祭を挙行しました。

9時45分から達磨忌法要を始め、式次第通りに進めて、10時30分
儀式を終了。

その後、小学生と中学生は保護者とペアになり、介護プログラムの
横になっている人を起こす方法、イスから立ち上げる方法、鈎手の理や
車の理他の理法を活用した護身の方法を体験してもらいました。最後に、
中学校武道推進の研修会で覚えた「音楽に合わせて、龍王拳第1系を習得
する」動きで汗を流しました。

達磨祭のお土産は、9月に勝浦の日本武道館研修センターで開催された全国
少林寺拳法指導者研修会に参加した時に仕入れてきた「Pマンクッキー」と
「千葉県限定の海苔棒」です。いただいた「つぶらなカボス」も追加しました。

厳かな中にも、楽しく少林寺拳法に触れ合いました。
                              結手

戦争体験が人生を決めた話

本日、福島市社会福祉協議会の副会長に選任された方の
挨拶を拝聴しました。戦争体験が人生を決めたという話です。

彼は、5歳の時に満州で終戦を迎え、ソ連軍が攻め込んで来て、
家族を身ぐるみ剥ぎ取り、額に銃口を突きつけられたことを
覚えているそうです。そして、帰国してから、弱者を助けられる
人間になろうと心に決めて生きてきたということです。
少林寺拳法の開祖ばかりではないのですね。福島にも戦争体験を
生き方の原点と位置づけて生きている人がいるのです。

彼は、福商で剣道(福武協の前会長、梅宮先生は、後輩だそうです。)で、
福島大学では空手で鍛え、高校の教師生活を歩んできたそうです。
その行動力とバンカラぶりは、痛快で、聴いていて飽きません。
退職してから、町内会や社会福祉協議会の活動を精力的に取り組んで
いらっしゃいます。

「弱者を助けたい」と生きてきた人生は、今、ウクライナの状況を見るにつけ、
こんな悲惨な戦争が「自分の生き方の原点にある」と、語っていました。やがて、
自分が助けてもらう立場になるので、それまでもう少しの間お役に立ちたいと
意気込んでいました。

さて、私が「命の危機」を感じたのは、東日本大震災の津波です。福島市には
津波は来ませんが、被災者には自分の命の半分を差し出しても惜しくない気持
ちになったのは、昨日のことのように覚えています。体験って、人生を変える
ものですね。

戦争という惨事は体験したくはありません。戦争体験者はどんどん減少してい
ます。思い出したくない、口にしたくないと思っていらっしゃる方も多いと
思いますが、戦争の悲惨さを後世にに残すために、私たちは正しく聴き取って
伝えていきたいと思います。なんて言ったって、少林寺拳法の拳士ですから。

結手

開祖忌法要を挙行しました

令和4年の開祖忌法要を挙行しました。(拳士5名、保護者2名)

道師法話に於いては「開祖は、二度と戦争をが起きない
ようにしなければならない。そのためには、戦争を起こす人間をつくらない
こと。こう考えて、少林寺拳法を教えながら、人づくりを始めた。
開祖が経験した悲惨な戦争が、今ウクライナで起きている。これ以上
大きくならないように、世界中が知恵をしぼっている。
私たちは、このような現実が起きている中で、自己確立、自他共楽の修行で、
平和で豊かな社会に貢献できる人間にならなければならない。このことを
心に誓わないではいられない。この道場で心を合わせて修行できる出会いに
感謝して、自分の目標に向かって励んでいこう。」と述べ、門信徒及び保護者も

世界の平和を望んでいました。

 

僧階辞令伝達式

2022年4月1日付けで、僧階補任者への辞令が届いたので、新春法会の席で伝達しました。

令和4年 福島中央道院新春法会

2022年4月9日開催。本年1月9日に執り行うはずだった新春法会を桜が満開になった本日挙行しました。

昨年末からの大雪で、福島市北西部の積雪がひどく交通事故が懸念されたため、延期にしました。そのうちにコロナウィルスが蔓延しだしたため、活動再開が延期、また延期となってしまいました。確定申告や人事異動等で慌ただしい年度末を迎えて、参加者がそろうのがこの日となりました。奉納演武は拳士全員で準備して披露しました。

福島中央道院のサイトへようこそ!

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